業界に想う事
めっきり朝夕は寒くなりましたね。。。寒いのは苦手なのと高校時代の冬練習を思い出すので冬は苦手な高田です。
先日私が所属いたしております、大印工マーケティング委員会の毎月の定例会があり御登壇させていただき大先輩方の前で
お話させていただきました。自社の取り組み方や色々お話ししました。ページ数にするとたった10枚程度。
ですが資料作成しながら、あの時こうやったな。揉めたな。仕事苦しかったな。毎日寝られへんかったな。とドン底な時期が頭に浮かび
当時を懐かしんでおりました。でも今回一番伝えたかった事、それは業界に想う事。
入社当時から周りから言われる、『印刷業界なんかよー入ったな』『この業界はもう終わりやで』などのネガティブな発言が嫌いであった。
じゃ辞めたらよろしいやん。とシンプルに内心思っておりました。
何故もっと前向きな業界にしようとしないのか?何故自分が働く環境に胸を張れないのか?理解に苦しんだ。だが、私も家業でなければこの業界を選ぶことも
なかったであろう。だが、足を踏み入れた以上はどんなに逆風であろうが、結果を出し従業員を守るために努力をするのは当たり前である。
ネガティブで努力せず成長を求めない会社に先はない。努力しても決して報われるわけではない。だが成功されている方は必ず人知れず努力を
されているのであろう。マーケティング委員会の先輩方を見ているとそれがわかります。
経営者。人知れず苦しい時も誰にも言えない悩みあります。でも決して口に出してはいけない。いつかあの時こうやったなと笑えれるように努力し続ける。
私が言い続けている、人儲け。
マーケティング委員会の方と出会えたことは最幸のご縁であり人儲けである。
現在、協力会社に野球の後輩が入ってきました。入ってきたというより相談を受けた際に『やったらええねん。これからチャンスあるよ』と伝えると
2か月後、彼は大学卒業し本当に家業に飛び込んでまいりました。ほんまに入ってきたんかーい。。。という思いとこの子だけは私ができる限りのことはしてやらないとあかん。
と心に誓いました。私は38の年になりますが、今から彼たち次世代に良い形でバトンタッチできるような業界にすべく邁進してまいります。
コロナ禍で環境の変化もおありでしょうが、後ろ振り返ってもしょうがない。過去の栄光も過去の失敗よりも未来の成功を目標に邁進いたしましょう。
では皆様、本格的な寒さに向かう時節、御身体にはご自愛ください。
(株)栄紙工所 代表取締役 高田 秀隆